【ミライフでんき】
料金改定のお知らせ

平素からミライフでんきをご利用いただき、誠にありがとうございます。
2023年5月1日より、値上げを含む電気料金の改定をいたしますのでお知らせ申し上げます。

【改定の概要】

1. 料金の値上げ
   
   2023年5月ご使用量（5月検針分）より、すべての料金プランを値上げいたします。
   一般家庭の平均的使用量（従量電灯B、30A・260kWh使用の場合）でみますと、20.49％の値上げ率となります。
   改訂後の料金詳細は、こちらをご確認ください。　
   
   
2. 各料金プランの廃止
   従量電灯Ｂ、従量電灯Ｃの各料金プランを、「ミライフでんきＢ」「ミライフでんきＣ］に統合いたします。
   
   
   
   
3. 調達調整額の導入
   
   弊社では、日本卸電力取引所の市場価格の変動に大きく左右されにくい、年間固定価格で電力を調達しております。これらの固定価格は、仕入れ先による電源の入れ替え等により、毎年度変動いたします。そうした変動分を電気料金に反映させるため、新たに調達調整額を導入いたします。
   ※2023年5月～2024年5月ご使用量の調達調整額は、「5.62円×毎月のご使用量」です。

    

【現在の料金体系】

【改定後の料金体系】

　
【改定後の料金詳細】

▼従量電灯Bのお客さま


▼従量電灯Cのお客さま


▼低圧電力(200V用)のお客さま

• ※改定後の料金には、レベニューキャップ制度開始に伴う変動分が反映されております。
• ※国の激変緩和措置「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による値引きは、改定後の料金に反映しておりません。
• ※変更後の約款はこちらよりご確認ください。

【料金改定の背景】

昨今の電気料金の値上がりは、消費税が増税された2019年に端を発しました。2020年には新型コロナウイルス流行の影響で原油価格が急激に下落したため、化石燃料からの投資撤退が加速いたしました。発電燃料である液化天然ガス（LNG）の輸入価格も、数年にわたって上昇し続けております。2021年にコロナ禍からの経済回復にともない電力需要が急拡大したことや、2022年のロシアのウクライナ侵攻が、さらに世界的なエネルギー価格高騰に拍車をかけました。くわえて、我が国は発電燃料の約9割を輸入に頼っており、昨今の円安も価格高騰に大きく影響しております。

これまで、諸経費の削減や安価な電力調達、料金の一部を弊社で負担するといった対応で料金を抑えてまいりました。しかし企業努力のみではこれ以上の対応が極めて困難な状況となり、やむを得ず料金の値上げに踏み切ることとなりました。
地域の皆さまの「快適な生活の実現」を掲げ、安価な電力供給を目指してまいりましたが、このようなお知らせをしなければならないことに忸怩たる思いでございます。

【今後の取り組み】

世界情勢を鑑みますと、今後も当面は電気料金の高騰が続く見通しではございますが、エネルギー情勢が落ち着きましたら、速やかに料金の見直しをいたします。また、激変緩和措置など国の支援策を最大限に活用し、少しでも料金の値引きにつながる努力をこれからも続けてまいります。

弊社は電気だけでなくガスや灯油など、さまざまなエネルギーをご提供できる総合エネルギー企業でございます。その利点を活かし、エネルギーを上手に組み合わせてお客さまのお役に立つような仕組み作りに取り組んでまいります。

現在は脱炭素社会に向けての過渡期です。今後のエネルギー消費は、低炭素化や脱炭素化をセットで考えざるを得ない社会になってまいります。そのような中で、エネルギーを供給する企業としては、お客さまが最適なエネルギー環境を構築できるためのサポートが責務と考えます。
省エネルギー情報の発信や、低炭素設備機器への切り替えのご提案、再生可能エネルギーメニューの導入など、脱炭素社会の実現に向けてお客さまと伴走できる企業を目指す所存です。また、高断熱リフォーム、家庭用太陽光発電設備や蓄電設備、EV車の高速充電設備など、脱炭素社会にふさわしい居住環境の構築にも力を入れてまいります。

今後もさらなるサービス品質の向上、コスト削減に尽力してまいりますので、何卒ご理解賜りますよう、伏してお願い申し上げます。